
はじめまして、hanahanaです。
こんな不安はありませんか。
この記事では、そんな不安をできるだけ軽減できるように、ドライブ好きな私が経験して覚えたことをていねいに教えます。
この記事を読めば、とくに初めての方がレンタカーを運転するときの不安を軽減できます。
ハワイでレンタカーを運転する前に知っておきたい3つのこと【1.クルマ】

クルマは左ハンドル・右側通行
ここで私が言わなくても誰もがご存知でしょう。
ただし、注意事項があります。
クルマの操作が日本車と100%左右反対なら混乱しないのですが・・・中途半端なんです。
日本車と反対になっているものはこちら
- 運転席が左側にある
- ウインカーとワイパーのスイッチが反対
- シフトレバーが右側にある
注意(日本車と反対でないもの)
- アクセルペダルとブレーキペダルは反対ではない(日本と同じ)

* その他、車種によって操作系が異なる部分もあります。
このように、日本車と反対になっている部分と反対になっていない部分があり、手と足が反対になって混乱します。
私の場合、運転操作は間違えませんが、左折するときに「右折する」と言ったり、右折するときに「左折する」というように、言葉と操作が反対になったりします。
また、中央分離帯のある大きな交差点を左折するとき、日本のクセで左車線に入りそうになったこともあります。
妻が止めてくれたので間違えませんでしたが、ひとりだったら間違えたかもしれません。
スピードメーターはマイル表示
1マイルは、ほぼ1.6キロメートルです。
「MPH」「mph」と書いてあるのが「マイル・パー・アワー」、「時速◯マイル」の意味です。
計算が面倒だと思うかもしれませんが、最近のクルマはマイルとキロメートルが併記されています。
下の画像はホンダ フィットの例ですが、外側の大きな数字はマイル、内側の小さな数字はキロメートルです。
(かなり小さいので目を近づけないと見えません)

ただし、制限速度もマイルで表示されていますので、いちいちキロメートルに変換する必要はありません。


SPEED 50 |
右の標識は単位が書いてありませんが、制限速度 時速50マイルの意味です。
ハワイでレンタカーを運転する前に知っておきたい3つのこと【2.交通ルール】

右折時のルール
日本の場合は、大きな交差点で左折のショートカットが付いていることがあります。
ショートカットを通る場合は、交差点の信号が赤でも一時停止だけでよいところもありますね。
ハワイの場合は、ショートカットが付いていなくても、基本的には右折するときに信号に関係なく、安全確認のうえ、クルマが来ていなければ進んでよいのです。
(標識などで規制されている場合は標識に従います)
初めてのときは

と不安になりますが、いいんです!
反対に、こんなところでは進んではいけません。かならずストップです。
この写真はカラカウア通り(一方通行)で直進はありませんので、赤信号のときは「止まる」しか選択肢がありません。

標識や標示
標識はもちろん日本とはちがいます。
ここでは、便宜的に「記号標識」「文字標識」と名付けてご説明します。
記号標識
日本でも外国でも、運転のときは瞬時の判断が必要ですから、標識や標示は直感的にわかるようになっています。

左折信号(信号が左向き矢印のとき)のみ左折とUターンが可能。
文字標識
困るのは文字で書かれた標識です。
パターンは少ないので、標識で使われる英語を覚えるといいでしょう。ある程度英語がわかる方はなんとなくわかります。
文字標識の例
Yield:譲る

歩行者優先
(曲がるクルマは歩行者に譲らなければならない)
Merge:合流

車線終了。左に合流
HOV lane 2+(HOVはhigh occupancy vehicleの略):2人以上相乗りのクルマ
渋滞を避けるために相乗りを推奨しており、2人以上乗っているクルマだけが走れる車線があります。
H-1フリーウェイの左車線(中央分離帯寄り)でたまに見かけます。
旅行者がひとりでH-1を走ることはないと思います。2人以上クルマに乗っていれば走っても大丈夫です。
ハワイで見たことはありませんが、アメリカ本土では「HOV lane 3+」という、3人以上相乗りのクルマしか走っていけない車線があります。
「VIOLATION $400 FINE MINIMUM」などと書いてある場合は、「違反者は最低400ドルの罰金」という意味です。
私は見たことがありませんが、ハワイにもあるかもしれませんのでご注意ください。
私を悩ませた標識

NO RIGHT TURN ON RED:赤信号のときは右折禁止
ここまではわかりますよね。
問題は下に書いてある小さな字です。
EXCEPT:除く
FROM RIGHT LANE:右車線から
AFTER STOP:一時停止後
これをわかりやすくいうと、「(右折車線が2車線以上あるうちの)右車線だったら、一時停止すれば赤信号でも右折していいよ」
という意味ですが、これを瞬時に理解できませんでした。
なぜ理解できなかったか
- NO RIGHT TURN ON RED:赤のときは右折しちゃだめ(ダメ)
- EXCEPT:でも例外があるよ(でも)
- FROM THE RIGHT LANE:右車線からはいいよ(行っていいよ)
- AFTER STOP:一時停止してからね(止まらないとダメ)
ダメなの?いいの?ダメなの?どっち?という感じで混乱してしまいました。字が小さかったせいもあります。

アラモアナ通りからカラカウア通りに合流する地点で、私はこの標識を見て考えてしまい、しばらく動けなくなりました。
最初は後ろのクルマから怒鳴り声が聞こえてきましたが、観光客だと思ってあきらめたようです。
信号が青になってから進みました。
ホテルに戻ってから考え、「そういう意味だったんだ?!」とわかりましたが、標識の解釈に悩み、後ろから怒鳴られ、余計に混乱してしまいました。
第一に安全を優先して運転すればいいですよ。
一度失敗したらイヤでも覚えるものです。
私はこの経験のおかげで二度と忘れません。
ハワイでレンタカーを運転する前に知っておきたい3つのこと【3. H-1フリーウェイ】

料金所はない
高速道路ですがフリーウェイなので無料で走れます。料金所はありません。
H-1を制覇すればオアフ島のいろいろな場所にアクセス可能です。
白線がないところがある
困るのは、車線と車線のあいだに白いラインが引いていないところも多いことです。

上の写真で、白線の代わりに点線のようなものが見えますね。
次の写真は雨の日中です。

このような道路鋲(どうろびょう)になっていると、雨の日は日中でも見にくいです。
さらに、雨の日の夜になるとまったく見えません。
見えないのに周りの車が左右をビュンビュン飛ばしていきますので、怖いんです。
場所によっては車線が多くてどこを走ってよいのかわからない

合流車線を含めて7車線あります。
自分の行き先にもよりますが、この先の分岐などを知っていないと、いったいどの車線を走ってよいのやらわかりません。
ワイキキ周辺の渋滞

平日の午後3時半〜4時ごろのワイキキに向かうイースト・バウンド(ダニエル・K・イノウエ空港方面からワイキキ方面に向かう方向)のワイキキ近辺です。
5車線もあるのにこんなに渋滞しています。
とくに、朝はワイキキ方面に出勤するクルマが多く、ウエスト・バウンド(イースト・バウンドの対向車線)から1〜2車線を借りてイースト・バウンド用に使ったりしています。
どこかに行った帰りは、できるだけこの渋滞をさけたいのですが、午後3時ぐらいには渋滞が始まってしまいます。
【注意!】アロハスタジアムに行くときに逆走した失敗談

私はハワイに行くと毎回アロハスタジアムに行っています。
ワイキキからアロハスタジアムに行くさいは、H-1フリーウェイ(ウエスト・バウンド)を使います。
ワイキキからH-1フリーウェイに行く道は下の記事で案内しています。
>> 【ハワイ・ドライブ初心者向け】ワイキキの道路を制覇する!
ここでは、私がまちがえて逆走してしまった場所を紹介します。
H-1フリーウェイはH-1とH201に分岐
H-1フリーウェイは途中でH-1(左)とH201(右)に分岐します。
アロハスタジアムはどちらからでも行けますが、H201のほうが直線的に行けるので距離が短いですよ。
ダニエル・K・イノウエ空港に行く場合はH-1のほうに行きます。

私はいつもH201を使っていますが、ちょっと注意すべき場所があります。
アロハスタジアムへの行きかたはいくつかありますが、私が怖い失敗体験をした道を示します。
H201を走り、下の標識を見たら右車線に入ります。

直進したら、下の交差点で左車線に入って左折します。

左折した先が問題の場所です。

ここです!
逆走地点
オレンジ色の2本線の左側は対向車線です。
グーグルマップのストリートビューで見ると、ラインがオレンジ色で2本あるので対向車線とわかりそうなものですが、一方通行と勘違いするほど対向車は来ませんでした。
当時、オレンジ色の線が薄くなって消えかかっていました。また、グーグルマップ・ストリートビューで過去の写真を見ると、ラインがオレンジ色ではなく白色でした。
正しい道はオレンジ色2本線のすぐ右側の直進車線です。

私は左側(対向車線)に車線変更し、左の斜め道に入ってしまいました。
すると、遠くの方から対向車が来るのが見えました。

私は逆走に気付き、ハザードランプを点灯させながらゆっくりバックしました。
- 交通量が少なかった
- 逆走した距離が20メートル程度だった
- 対向車のドライバーが寛大で、私がゆっくりバックして正しい車線に戻るのを待っていてくれた
- そもそも対向車線なので後ろからはクルマが来なかった
このような幸運が重なり、事なきを得ました。

アロハスタジアムへの道・続きは?
ところで、アロハスタジアムへの道を途中まで書いたので、最後までご案内しておきます。
下の写真の青矢印、◯印の方へ進みます。

まっすぐ行くとカメハメハ・ハイウェイ(H99)に合流します。

合流したらすぐに左側の車線に寄ります。

2つめの信号を左折します。左折車線は2車線あります。


信号を直進すればそのままアロハスタジアムに入ります。
アロハスタジアムへの行きかたはひとつではありません。
上記は私の行きかたですが、もっと行きやすい道もあるかもしれませんので、アロハスタジアムに行かれるかたはグーグルマップでご確認ください。
追加情報(2021/4/7)
ハレイワに行くかたは、カフクエビのガーリックシュリンプを食べるために
GIOVANNI シュリンプトラックを訪れる方も多いことでしょう。
そのときに注意があります!
GIOVANNI の駐車場が混んでいて、向かいのマクドナルドにクルマを駐めるかたがいらっしゃるようですが、レッカー移動されてしまう例も少なくないようです。
レッカー車の移動先はワヒアワ。

タクシーを借りないととても移動できない距離です。
レッカー代は500ドル程度、タクシー代もかかる、時間は取られる。
何ひとついいことがないので、
「駐めるところがないからマックに駐めちゃえ」
というのはやめたほうがいいですよ!
ハワイでレンタカーを運転する前に知っておきたい3つのこと【まとめ】
この記事では、ハワイでレンタカーを運転する前に知っておきたい3つのことを説明しました。
まとめ
- クルマのちがい
- クルマは左ハンドル・右側通行
- スピードメーターはマイル表示
- 交通ルールのちがい
- 右折時のルール
- 標識
- H-1フリーウェイ
また、私がアロハスタジアムに行くときに逆走してしまった失敗談を書きました。
標識は、感覚的にわかる記号標識と、ちょっと英語を読まなければならない文字標識がありましたが、標識で使われる単語はそれほど多くないので、覚えてしまえばいいでしょう。
あとは、慣れるまでは他のクルマの動きを見て真似するのがいいと思います。私はそうしていました。
この記事をお読みいただき、ハワイでのドライブを楽しんでいただけると幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。