どんな荷物を持っていけばいいんだろう?

どう分けていいかわからない

こんなお悩みはありませんか。
とくに初めてのかたは荷物の準備に時間がかかりますよね。

この記事では、ハワイに行くときに、何を手荷物にして何をスーツケースに入れて預けるか、僕が持っていくもの、あると便利なものを教えます。
自己紹介
この記事をお読みいただくと・・・
- ハワイに行くときに持っていく荷物がわかります。
- スーツケースに入れるべきか、手荷物で持っていくべきかがわかります。
また、記事末尾のPDFをダウンロードして印刷すれば、ハワイに行くときの荷物チェックリストとしてもお使いいただけます。

目次
ハワイ旅行3つの荷物(分類)
- 身につける荷物
- スーツケース(お預かり荷物)
- 機内持ち込み手荷物(キャリーケースなど)
一例として挙げておきますが、ほかに必要なものはこの記事の考えかたで、どこに入れるかを決めましょう。
どんな基準で分けるか?
1. 身につける荷物
ショルダーバッグやリュックサックなどの手がふさがらないバッグは、身につけていれば機内持ち込み手荷物にはカウントされません。
肌身離さず持っている必要があるものをここに入れます。
容量が小さすぎると、機内持ち込み手荷物でおぎなうことになりますので、ある程度の大きさが必要です。

バッグ・イン・バッグなどで仕分けしておくといいですよ。
2. スーツケース(お預かり荷物)
ホテルに着くまで出さなくてよいもの、比較的こわれにくいものを入れます。
注意
- スーツケースは、積み込みのときにぶん投げられます!
- とくにハワイでは、屈強なサモア人が荷台に投げ込みます。
- 精密機器などはこわれるおそれがありますので、身につける荷物または機内持ち込み手荷物として機内に持ち込みます。
メモ
- ダニエル・K・イノウエ空港での入れ替えを考えているかた、荷物を受け取ってから検疫の外に出るまではスーツケースを開けられません。
(開けたら怒られました)
個人旅行の場合は、団体旅行のような集合スペースがないので、外に出てからスーツケースを広げるような場所はありません。
僕たち夫婦は毎回ハワイアン航空を利用しています。
ハワイアン航空(エコノミークラス)の場合は23kg(50 Lb*)以内のスーツケースを1人2個まで預けられます。
メモ
* Lb:ポンド
僕たちは最大限に利用し、スーツケースをひとり2個ずつ預けています。
夫婦でとくにルールを決めたわけではありませんが、僕たちは下のような運用をしています。
メモ
- ホテルで使う夫婦共通のものは2人で分散
- 僕のスーツケース2個のうち1個はほとんど空の状態で行く
(帰りはお土産や妻のスーツケースに入り切らない分を入れる)

3. 機内持ち込み手荷物(キャリーケースなど)
身につける荷物とスーツケースは比較的わかりやすいですが、機内持ち込み手荷物が悩みどころです。
メモ
- 機内持ち込み荷物は、多すぎると重くなりますし、重くなると空港内で過ごす搭乗までの時間が苦になります。
- 身に付ける荷物の容量が小さすぎると、そこに入らない分は機内持ち込み手荷物でおぎなうことになります。
できるだけ身軽に動きたいな


機内持ち込み手荷物に入れる物はこんな感じです。
肌身離さず持っている必要はないけど
- 空港で使うもの
- 機内で使うもの
- 現地に到着してすぐ(ホテルチェックイン前)に使うもの
【ハワイ旅行】3つの荷物【具体例】
それではここから詳しく見ていきましょう。
スーツケースはボリュームが多いので、次のチャプターに分けます。
身につける荷物
身につける荷物は、機内では足元(前席の下)に置きます。すぐに使うものばかりですから、頭上の収納に入れてしまうと不便です。
- パスポート
- ESTAを印刷した紙(不要だけど念のため)
- 財布
- スマホ
- カメラ(必要な人)
- 筆記用具(機内で税関申告書などを書くため)
- 旅程表ほか、予約が確認できるもの
- 飛行機のチケット
- 預け入れ手荷物(スーツケース)の引換券
- 現地用の財布(1つの財布に円とドルが混ざっているのは使いにくいし危険)
- (レンタカーを借りる人は)日本の免許証
機内持ち込み手荷物(キャリーケースなど)
機内では、頭上の収納(オーバーヘッド・コンパートメント、オーバーヘッド・ビンまたは単にオーバーヘッドといいます)に入れます。

オーバーヘッド
オーバーヘッド内で転がったりしますので、口がしっかりと閉まるものを使ってください。
機内で出し入れする必要があるものは、わかりやすく、出し入れしやすくしておきましょう。
また、機内で出す必要があるものは、できるだけオーバーヘッドに載せる前に出してしまいましょう。
空港で使うもの(搭乗前)
- 歯ブラシ(搭乗前にトイレで歯を磨く人が多いです。使い捨てが便利)
- 持病などの薬(空港や機内で必要な分)
機内で使うもの
- エアーピロー
- スマホなどの充電ケーブル(機内で充電できる場合があります)
女性の場合
機内で必要な分
- 化粧落とし
- フェイスパック
- 化粧品
ハワイに着いてからすぐに使う(可能性がある)もの
- サングラス
- 日焼け止め
- Wi-Fiルーター
日本の空港でWi-Fiルーターを借りていく場合は、Wi-Fiルーターを入れるためのスペースも残しておきましょう(機内で設定しておけば現地ですぐに使えます)。
電子機器・精密機器
注意
- スーツケースは、積み込みのときにぶん投げられます!
とくにハワイでは、屈強なサモアの男たちがコンテナに投げ込みます。
- 精密機器などは壊れるおそれがありますので、手荷物として機内に持ち込みます。
- パソコン
- カメラ
- 電気シェーバー(ハワイにいるあいだはカミソリを使うという手もあります)
flightパソコンなどの電子機器は保安検査のときにキャリーケースから出して別のトレーに入れる必要があります。
大事なもの
スーツケースは、自分の知らないところで検査をされ、場合によっては中のモノが没収される場合があります。
スーツケースにこんな紙が入っていたら、スーツケースを開けて検査をしたということです。
何か没収されたかもしれませんし、ただ開けて見ただけかもしれません。
自分が100パーセント把握していない限り、何がなくなったかさえわかりません。
免税品
- 空港の免税店で購入したもの(搭乗前)
注意
免税品はキャリーケースに入れなくてもよいですが、忘れないように気をつけてください。
【ハワイ旅行】スーツケース(お預かり荷物)
まずは原則です。
- なくなって困る大事なものは持っていかないのが原則
(どうしても持っていかなければならないものは手荷物へ) - TSA準拠のロックを使う(TSA準拠でない場合は鍵をかけず、ベルトで締めておく*)
- 割れ物などはタオルや衣類などで包む
注意
flightTSAに準拠していないロックで鍵をかけてしまうと、ランダム検査に選ばれたときに鍵を壊されます。
忘れると困るもの
いろいろなものの充電器
- パソコン
- スマホ
- タブレット
- 電子タバコ
- 電気シェーバー
メモ
- USB-B
- micro USB-B
- USB-C
- ライトニングケーブル
などをオールインワンで使えるものがあると便利ですね。コンセントの数に限りがありますので
- USBハブ
もあると便利です。
衣類
男性
男性は基本的に衣類のボリュームが少ないです。
その分、彼女または奥様、あるいは共通の荷物を入れてあげましょう。
Tシャツ・パンツ
泊数にもよりますが、途中で洗濯する場合は3〜4枚、現地でTシャツを買って着る場合は2〜3枚で十分です。
ズボン
ロコスタイルなら短パンタイプの海パンを3〜4枚(海パンと短パンを兼ねて、街ナカでも穿けるもの。
僕はハワイに行くたびに、短パン代わりの海パンを買い足しています。
防寒着
ハワイでも朝晩は寒い時期があります。カーディガンくらいは持っていってもいいかもしれません。
コストコの野菜売り場とか
寒すぎ!

男性は軽装にすれば荷物を軽くできます。
女性
現地で着るもの(靴を含む)
- インナー
- アウター
- 水着
- 靴
- 日本とハワイの往復で着るもの(靴を含む)
- アクセサリー類
- 髪留めなど
はきもの
ビーチサンダルまたはクロックス
ロコスタイルでビーチサンダルもいいですが、長く吐いていると足の親指と人差指のあいだの付け根が痛くなるひとも多いはず。
クロックスならクッション性があって疲れにくいですし、ビーチに行って砂がついてもカンタンに洗えます。
日本からクロックスを履いていけば靴を持っていく必要もありません。
裸足で履くとムレて足が臭くなりますが、短いくつ下(スニーカーソックスまたはアンクルソックス)を履くとムレが軽減できます。
ただし、トレッキングなどをする場合はしっかりと足を保護するスニーカーを持っていきましょう。
食品
うちは妻が心配性で多くなりがちですが、原則は下記のとおりです。
- 持ち帰らない
- 持っていったものは空にする
- 余らせない
- 使い切れる分だけ持っていく
現地で必ず外食をしますし、現地のスーパーなどでも調達しますので、足りないくらい(旅程の半分くらい)で十分です。
【キチネット、コンドミニアム、レンジのあるホテルの場合】
- 主食(レンチンご飯または白米)
- おかず(持ち込み可能な範囲で)
- 調味料
絶対に大丈夫とは保証できませんが、以前持ち込めた食品はこちらの記事に載せています。
くすりなど
- 持病のくすり
- 鎮痛剤
- 胃ぐすり
- 下痢止め
- 湿布
- 絆創膏(バンドエイド、カットバン)
- 冷えピタ
持病のクスリは、機内で必要な分を小分けしてショルダーバッグなどに入れておきましょう。
以下は、ホテルのアメニティとして用意されているものも含まれますが、肌がデリケートな人には合わないこともあるので、心配な方は自前のものを持っていきましょう。
液体の物を入れる場合は、モレても周りのものが汚れないように、ジッパーバッグに入れるなどの対策が必要です。
●飛行機の貨物室は上空で気圧や気温が低下するので、プラスチックの容器は膨張します。地上に降りてきたときに気圧が上がり、膨張したものがしぼみます。
このときに液体やペースト状のものはモレることがあります。
シャワー用品
とくに皮膚がデリケートなかた、自前を用意しましょう!
- シャンプー
- リンス
- トリートメント
- ボディシャンプー
- アカスリ
洗面・衛生用品
- 歯みがき用具(デンタルペースト、歯ブラシ、歯間ブラシ、糸ようじ)
- 洗顔フォーム
- カミソリ(アメニティに含まれていないことが多いです)
- 綿棒
- つめ切り
洗濯用品
- 洗剤・柔軟剤(現地調達も可。洗濯機があるところに自販機があります)
- 洗濯ネット
- 洗濯バサミ
- 洗濯物を入れる大きめの袋(不織布など2〜3枚)
- 洗濯ひも
ハワイでは、景観保護の観点からラナイ(ベランダ)に洗濯物を干すことは禁止されています。
乾燥機を使ってもいいのですが、完全に乾くまで使うと意外に時間がかかりますし、その分お金もかかります。
僕たちは30〜40分乾燥機を使ったあと、室内に洗濯ひもを通して干しています。
洗濯物が少ない場合は、シャワールームについている洗濯ひもや、シャワーカーテンのカーテンレールにも干せます。
洗濯物が多い場合は、長い洗濯ひもを工夫してどこかに付けて干すことになります。洗濯ひもがあまり長くなると、洗濯ひもの真ん中のほうが垂れ下がって、洗濯物が真ん中に集まってしまいますし、床に付いてしまいます。
外出するときはしまっておいたほうがいいので、夜、寝ているあいだに干しておくのがいいです。
あなたの部屋からLaundromat(洗濯機がある場所)まで洗濯物を持っていき、持ち帰るための大きめの袋も用意しておきましょう。
ビーチ・レジャー
- レジャーシート(ABCストアでゴザを買ってもいいですが、年々高くなっています。)
- ビーチタオル
- 防水ケース(お金、鍵、スマホなどを入れて海に入れるモノ)*
flight個人的には、首にかけるタイプよりも腕やウエストに装着するタイプの方が安全だと思います。
【ハワイ旅行】持っていると便利なもの
- オールインワンタイプ充電器
- USBハブ
- スーツケース計量器(ラゲッジスケール)
- 携帯用ウォシュレット
- 缶切り
- 自動翻訳機
* ゴキブリホイホイ
スーツケース計量器(ラゲッジスケール)関連記事
>> スーツケースの重さを測るアイテム(海外旅行)【ラゲッジスケール】
ハワイで缶詰めを買うと、日本のようにプルタブの付いた商品は見かけません。


こんな経験をしましたので、缶切りは必要です。
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ハワイ旅行3つの荷物【夫婦2人でハワイアン航空の場合】まとめ
長い記事になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
ハワイ旅行に持っていく荷物を、
- 身につける荷物
- 空港で預けるスーツケース(お預かり荷物)
- 機内持ち込み手荷物(キャリーケースなど)
という3つの分類に分けて解説しました。
また、具体例も載せておきましたので、印刷すれば次のハワイ旅行で持ち物チェックリストとして使えます。
さいごに、ハワイでのひとときを楽しく過ごし、帰国後もいい思い出になるように、
鉄則
- 荷物は必要最低限にする
- なくなって困るものは持っていかない
ということを付け加えておきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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