はじめまして、hanahanaです。
ハワイ好きな人のなかには、ハワイアンジュエリーのデザインに魅せられている方も多いでしょう。
ところが、なかには金属アレルギーのせいで、ハワイアンジュエリーが付けられないとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、金属アレルギーの方でもあきらめないでください!
本記事では、金属アレルギーの人でも安心して使えるハワイアンジュエリーをご紹介します。
金属アレルギーになりにくいハワイアンジュエリー|デザイン
ハワイアンジュエリーには、デザインごとに意味があります。
以下に、ハワイアンジュエリーのデザインをピックアップしてご紹介します。
プルメリアデザイン リング
ハワイの人にとって身近な花であるプルメリア。
花言葉は「気品」「信頼」「魅力」。
プルメリアを身につけると魅力的になると言われています。
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無料で刻印が入れられます。
プルメリア&スクロールデザイン リング
こちらはプルメリア&スクロールデザインです。
スクロール(波)は、「幸せが繰り返し訪れる」「愛が永遠に途切れることなく続きますように」という意味があります。
ホヌデザイン ネックレス
ホヌ(ハワイ語でウミガメ)は、ハワイでは神聖な生き物とされ、幸運を運んでくれる「海の守り神」を意味します。
危険や災から身を守るお守りとして持つ人も多く、人気のモチーフです。
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フィッシュフックデザイン ネックレス
釣り針を意味するフィッシュフックは、魚を釣ることから「幸せを釣り上げる」「幸福を確保する」という意味があります。
また、フィッシュフックには返しがあり、一度刺さると外れないことから「チャンスを逃さない」「大切な人と離れない」「恋愛成就」の意味がありますので、ペアジュエリーやプレゼントとして人気のモチーフです。
私のおすすめを2つ掲載しておきましたので、お好きな方をどうぞ。
ホエールテールデザイン ネックレス
ホエールテールは「幸運」を意味します。
クジラが飛び上がったあと、海に戻るとき、しっぽの部分が海面から出ている姿を表しており、ハワイでは、これを見ると幸運が訪れると信じられています。
ホースシューデザイン ネックレス
ホースシュー(馬蹄)は、その形から「幸運を受け止める」という意味があります。
ホースシューの入口(上の開いている部分・U字の上の部分)にネックレスが貫通しているデザインは、入口がふさがれているので幸運が入って来にくい気がします。
こちらのデザインは、ホースシューの入口にネックレスが貫通していないので、しっかりと幸運が入ってきそうな気がしませんか?
幸運を招くホースシューネックレス(サージカルステンレス)。 |
金属アレルギーはなぜ起きるの?
金属アクセサリーでアレルギーが起きるわけ
汗をかいたとき、ごく微量ではありますが、実はアクセサリーの金属が汗の成分で溶けるているんです。
汗の成分で溶けた金属がイオン化して体のタンパクと結合し、体内に取り込まれると、体の免疫機能(白血球)が敵とみなして攻撃してしまいます。
その結果、赤くなる、かゆくなる、腫れる、熱を持つ、といった症状が出るのです。
これが金属アレルギーです。
汗には2種類ある
汗の源は、エクリン腺とアポクリン腺の2種類ありますが、アポクリン腺は、ワキなど、ごく限られた部分だけに存在します。
アクセサリーで問題となるのはエクリン腺と考えていいでしょう。
エクリン腺から出る汗は、通常(汗をかいたばかりのとき)は弱酸性です。
金属アレルギーになりやすい金属・なりにくい金属
金属アレルギーになりやすいか、なりにくいかは、金属のイオン化傾向(イオンになりやすいかどうか)が関係しています。
金属のイオン化傾向
高校の化学で「イオン化傾向」というのを習った方もいると思います。
筆者が高校生のころ、化学で習った「イオン化傾向」
「貸(カルシウム)そうか(カリウム)な(ナトリウム)、ま(マグネシウム)あ(アルミニウム)ア(亜鉛)テ(鉄)に(ニッケル)すん(スズ)な(鉛)、ひ(水素)ど(銅)す(水銀)ぎ(銀)る借(白金)金(金)」
Ca > K > Na > Mg > Al > Zn > Fe > Ni > Sn > Pb > (H) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
「貸そうかな、まあアテにすんな、ひどすぎる借金」というふうに覚えました。
覚えてますか?
カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、ニッケル、スズ、鉛、(水素)、銅、水銀、銀、プラチナ(白金)、金
の順にイオン化しやすいという意味です。
水素は金属ではありませんが、水素よりも左側にある(イオン化傾向の大きい)金属は、弱い酸でも溶けてしまいます。
汗をかいたばかりのときは弱酸性の状態ですから、イオン化傾向の大きい金属は汗に溶けることになります。

金やプラチナ、銀は、もっともイオンになりにくい金属です。

金属アレルギーになりやすい金属
(イオンになりやすい金属)=(アレルギーになりやすい金属)なので、
クロム、コバルト、ニッケル、スズ、銅、水銀が代表的です。
安価なメッキのアクセサリーには、ニッケルがよく使われています。
ニッケルは溶けやすいため、金属アレルギーの原因として多くなっています。
コバルトやニッケルは非常に加工しやすく安価なので、アクセサリー以外にもさまざまなものに使用されています。
割り金(わりがね)
一般的なアクセサリーは、金属の強度を高めたり加工しやすくするために、ほとんどが合金や割り金をしています。
割り金を使う理由は、
- 加工しやすくなる
- アクセサリーを強く(硬く)する
- 色味を加える
といった目的があります。
ホワイトゴールドには、割り金の部分にニッケルを使ったものもあります。
たとえば、18K(金が75%)では、残りの25%(割り金)に他の金属が使われています。
割り金には、「イオン化傾向」のところでお話しした金属以外に、クロム(Cr)やコバルト(Co)なども使われています。
Ca > K > Na > Mg > Al > Zn > Cr > Fe > Cd > Co > Ni > Sn > Pb > (H) > Cu > Hg > Ag > Pt > Au
主役 | 脇役 |
金(75%) | 割り金(クロム、コバルトなど) |
参考までに、カラーゴールドの組成
カラーゴールド
<金の色と割金の比率>
K18イエローゴールド
5分割(ごぶわり)銀:銅=5:5
全体の75%が金、全体の12.5%が銀、全体の12.5%が銅
4分6(しぶろく)銀:銅=4:6(わずかに赤い)
全体の75%が金、全体の10%が銀(0.25 x 0.4 = 0.1)、全体の15%が銅(0.25 x 0.6 = 0.15)
逆4分割(ぎゃくしぶわり)銀:銅=6:4(わずかに青い)
全体の75%が金、全体の15%が銀、全体の10%が銅
K18ホワイトゴールド
割金の重さの25%がパラジウム(Pd)またはニッケル(Ni)
全体の75%が金、全体の6.25%がパラジウムまたはニッケル(0.25 x 0.25 = 0.0625)
K18ピンクゴールド
銀:銅=3:7 パラジウムがわずかに含有
全体の75%が金、全体の7.5%が銀(0.25 x 0.3 = 0.075)、全体の17.5%が銅(0.25 x 0.7 = 0.175)、わずかにパラジウム
K18イエローゴールドとK18ピンクゴールドには銅が含まれています。
K18ホワイトゴールドを選ぶ場合はパラジウムのほうを選んだほうが良さそうです。
カラーゴールドを付けたい場合は、あなたのカラダがどの金属にアレルギー反応しやすいか、皮膚科医に相談してパッチテストを受けてみてもいいかもしれません。
金属アレルギーになりにくい金属
金、プラチナ、銀は、イオン化傾向が小さいので、溶けにくく、アレルギーを起こしにくいことがわかりました。
しかし、K18では、25%の割り金の部分に、アレルギーになりやすい金属が使われていることがあるとわかりました。
では、何がいいのでしょうか?
もちろん純金(24K)や純プラチナ、純銀ならいいのですが、お値段が気になりますよね。
そこで紹介したいのが「サージカルステンレス316L」です。
金属アレルギー対応のアクセサリー素材としても有名ですし、手術用のメスやハサミなど、医療用機器にも使われています。
別名「医療用ステンレス」とも呼ばれている、からだに害が出にくい素材で、しかもお求めやすい価格なんです。
医療用サージカルステンレス
サージカルステンレス316L(SUS316L)の化学成分
物質名 | 元素記号 | 含有率(単位:%) |
炭素 | C | 0.08以下 |
ケイ素 | Si | 1.00 以下 |
マンガン | Mn | 2.00 以下 |
リン | P | 0.045 以下 |
硫黄 | S | 0.030 以下 |
ニッケル | Ni | 10.00 〜 14.00 |
クロム | Cr | 16.00 〜 18.00 |
モリブデン | Mo | 2.00 〜 3.00 |
その他、銅、窒素など | Cu、N | - |
モース硬度:6.0(銀が2.5で人の爪くらい)
* モース硬度・・・数字が大きいほど傷がつきにくいことを表します
こうやって見てみると、ニッケルやクロムも含まれていますが、医療用に使われているので、これくらいの数値なら大丈夫なんですね。
* ただし、100%大丈夫とは言い切れないので、アレルギーが強い方は皮膚科医に相談してくださいね。